ひとつのうつわ
2008年 05月 05日
比叡山で散策イベントがあった。
お昼ごはんの時、私は、お弁当を食べたのだけど、その時に出てきた煮物を食べて母親の味を思い出していた。
母は、生粋の京都人。このお弁当は、精進料理なんだけど、母も同じような味付けをしていた。おせちや会席料理は、普通に作れるくらいの腕前があるのだから、煮物くらいはわけないのだけど。
この煮物を、母がどのようにして作っていたのかを知っているので、このお弁当の値段を高いとは思わなかった。逆に、今まで、なんとも贅沢な食生活をしていたのかと、今頃、母親に感謝するぐらいだった。
煮物ぐらいと思ってはいけない。
たけのこ
さといも
ふき
人参
かぼちゃ
これらは、同じ鍋で煮込んでいるわけではない。
互いの素材の色や味が移らないように、ひとつの素材は、ひとつの鍋で煮込んでいる。そして、うつわに盛るときに、はじめてひとつになるのだ。
私たちも、そうなんだな。
ひとつひとつ、違う素材、味。それが、ラブスピースという器の中でひとつになっている。
《一緒にお昼ご飯を食べたみんな》
dozen/Ren⇒Lotus Diary~Ripe Of Source/dozen~
dozen/Ryu⇒Dragon Diary~Ripe Of Source/dozen~
トリン⇒Healing Environment
シュウ⇒スピリチュアル ビューティフル 桂の月
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by muumiyah
| 2008-05-05 12:38