宮部みゆき『龍は眠る』(新潮文庫)

風呂の中で泣いてしまった。物語の終盤、主人公が出会った少年慎司の言葉に。

この小説のストーリーは、超能力をもつ少年とその子に出会った雑誌記者を軸に進んでいくのですが、何か劇的な意外な事件が起こるわけではありません。ただちょっと腑に落ちない不可解な事件が初めから最後までまとわりついてくる、と言う感じ。

この小説は、半身浴のお供に、ちまちま読んでいたのですが、読み始めると物語の流れにストンと入ることができて、ずっと読み続けていたような気分で読めるのです。

久しぶりの長編小説でしたが、楽しんで読めました(小説の中身はシリアスでしたが)。

宮部みゆきは時代小説も書くそうなので、次はその辺りを買ってみようかな。
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