映画『ゲド戦記』

昨夜、映画『ゲド戦記』を観てきた。
姉から、評判悪いみたいね、との一言を聞いていたけれども、予告を見たときからこの映画は見なきゃいけない映画だと思っていたので、観にいきました。

映画の冒頭に、詩が出てきました。

ことばは沈黙に
光は闇に
生は死の中にこそあるものなれ
飛翔せるタカの
虚空にこそ輝ける如くに

この詩は、原作の物語の巻頭に書かれた詩だと後から知ったのですが、この詩を頭に叩き込んで観ると、この映画で言わんとすることは、分かるかと思います。登場人物は、この詩を展開した台詞を随時しゃべっているから。

この映画は、子供向けではないし、言葉を頭に留めながら観ないと映画も自分も見失ってしまうような感じです。分かりにくいと言えばそうだし、考えさせられると言えば、そうとも言える作品。

一番印象的だったのは、
『死を恐れる余りに生を見失ってしまう』
『死を否定することは、生をも否定することになる』
といった台詞です。これが、この映画というか、原作第3巻のテーマみたいですね。コレを事前に知っておくと、幾分頭を悩ませることなく観られるのでは、と思ってます。

映画は、ゲド戦記の第三巻を中心に描かれているので、多島世界・アースシーの背景や、真(まこと)の名の存在などを事前に知っておくと良いかもしれない。ネットで原作のあらすじを読むだけでも、映画を観る時に役立つと思う。

この映画、テレビアニメにすると子どもが観ても分かるくらいに噛み砕いて物語を展開できるのになぁと観終わった後、ふと思った。

テレビアニメ化、どうですか?>スタジオジブリさま
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